今年度児童英検、過去最多の受験者と1級合格者の勝因に迫る!
皆さん、こんにちは。
先日、速報にてお伝えしました今年度のジャペック児童英検について、
詳しく分析をしてみたいと思います。まずは、結果をお伝えします。
受験級 受験者数 合格者数 平均点
1級 11名 11名 86.2点
2級 11名 10名 84.5点
3級 10名 10名 88.8点
4級 14名 13名 83.1点
5級 12名 12名 91.4点
6級 16名 16名 91.4点
幼児、小学生対象のジャペック児童英検、今年度も2月に実施いたしました。
年に1度の楽しい英語の力試しということで、生徒の皆さんにプレッシャーではなく
モチベーションにつながるような位置づけをしています。
今年度は何といっても、受験生が過去最多の74名だったことも躍進だと感じています。
英検に関しては、賛否捉え方があるわけですが、上記でもお伝えしていますように
我々は生徒の主体が一番だと考えています。英語に自信をもって、本当の英語力をつけて
前に前進するには、このような年に一度の力試しはとても有意義だと考えています。
ですが、まだ自信がなくて、不安で尻込みしそうな生徒も勿論います。そのためにも、
プレテストをして皆がリスニングとスピーキングの練習をができるようにサポートも
致します。本試験の3か月前にプレテストを行い、そこでリスニングとスピーキングの
結果をもとに、担当の外国人教師が分析し、弱点の強化を行ったことも勝因だったと
思います。そして、本試験当日は、緊張しながらも集中し英語に耳を傾けて、聞き取り、
判断して答えるプロセスこそが素晴らしい経験になります。テストが終わった時、生徒が「
がんばった!」「楽しかった!」「わかった!」と各々がコメントします。このことからも、
ああ、この児童英検で生徒は成長したな!と感じる瞬間でもあります。
このように、自教室において、児童英検受験者数が前年対比130%の増加率の理由は、
①プレテストの実施とアフターフォローのほかに、
②スモールステップで1年に1級ずつレベルアップを目指すこと。
③そして、通常クラスで外国人教師の英語を聞き取るリスニング量が多いために自然と
聞き取る力がみについてくるということ。
④そして、英語のスピーキングはまさに経験。場数を踏むことで慣れてくるものです。
通常授業での日常的な英会話のやり取りや、経験プログラム、国内留学などの
場面設定されたシチュエーションで英語を使う経験と自信が持てたということだと考えられます。
それから、以前は、6級、5級、4級の合格者が多く、そのあとはレベルがアップするにつれて
受験者数も合格者数も減る傾向がありました。理由としては、英語の楽しい経験は受け入れられたけれど
あきらめずチャレンジして上のレベルを目指す生徒が少なかったからだと推測します。
社会的に英語への関心が高まり、英語教育の改革により小学校でも英語が始まったことも大きな
理由と考えられます。そして、自教室でもカリキュラムを見直し、高いレベルを目指す生徒に
添えるように教材や指導法を作り上げてきた結果ではないかと嬉しく受け止めています。