アドラー心理学に学ぶ「共同体感覚」とフレンドシップ
皆さん、こんにちは。
道端の紫陽花も美しく、梅雨期の楽しみでもありますね。さて、自教室メイクウエイスタディセンター、本校英会話教室、その他幼稚園や保育園で開講するサテライト(さくらがおか、天授ヶ岡、睦美)さらにオンライン学習生におきまして「英語でフレンドシップデーを楽しもう!」を開催しました。海外にはいろんなお祭りや行事があります。今回は、ヘッドティーチャービブ先生の発案で、日本にはなじみはないですが、世界で行われている「フレンドシップデー」にちなんだ英語経験プログラムを行いました。
Friendly, helpful, kind, Sharing, caring などの語彙の意味を学んだり、皆でフレンドシップツリー(友情の木)を描きました。幼児さんも小学生さんもそれぞれの年齢、理解度、成長度に違いはあっても、皆が「お友達、先生、誰とでもなかよくする」ことの大切さを英語学習を通して学びました。
今回の経験プログラム「フレンドシップデイ」は意義深く、
誰にもやさしくすること、困った人を助けること
小さな子や動物をかわいがることの大切さを学びました。
そして、陽気な子、はずかしがりやさん、皆に個性があるんだよということも。
このプログラムより、私は心理学者アドラーの「共同体感覚」の考えについて関連性を感じました。共同体感覚とは、「ただ単に共同体のために、個人を縛る感覚ではなく自分を貫きながらも、他とうまく共同できたほうが個人の幸せにつながり、世界平和の条件が作れるのではないか」という考えです。
家庭、教室、学校、地域、国際社会・・すべてにあてはまる普遍的な考えではないでしょうか。我々の教室でも、生徒皆さんが個人の価値観や自由な個性を尊重しつつ、皆となかよく、相手も尊重できる人になって欲しいと願っています。