見えるものより、見えないものをもっと見ていこう!
これは、講師研修で、先生たちや、保護者さんと共有していることでもあります。
「子どもたちの見えるものより、見えないものを見ていきましょう」
見えるものはわかりやすいですが、見えないものはわかりにくい。
当たり前のことかもしれませんね。
例えば、見える事とは、表情、言動、服装、持ち物、テストの結果など等
見えるものとは、形があるもので、わかりやすい。確かに、生徒が教室に来てくれた時に、見える事から生徒の様子を判断して、指導を考えたり、促がしたり、結論付けようとすることがあるかもしれません。
でも、本当にそれでよいのかな?ってことです。
では、見えないものとは、どんなことがあるでしょう。見えないものとは、働きとも言われています。
例えば、思考、頑張り、目標、思いやり、気働き、感情、悩み、くやしさ、不安、勇気、挫折感など。
これらは、見えないけれど、見えるものと実はつながっていると心理学者のアドラーは語っています。
見えにくい心の部分を丁寧に見ていく方法が2つあります。
1,子どもたちに言いたいことを伝える場合は、Iメッセージ
2,子どもたちの気持ちを聴くときは、反映的に聴くこと
このように対応を工夫するだけで、
自信がなかった子どもが自信を持てるようになったり、
やる気がなかった子どもがやる気になれたり、
不思議ですが、見えるものと見えないものはつながっているのですね