≪英語の小中連携≫小6生徒に中学英語の現実を伝えておきたい!
自教室メイクウエイスタディセンターでは、秋の深まりとともにハロウイーンプログラムの準備も始まりました。続いて、11月にはジャペック児童英検の模試、そして12月・・・そうですね。クリスマスプログラムも控えて、活気のあるシーズンを迎えました。
さて、私自身、英語という教科に出会ったのはまさに中学1年生に入った時でした。恐るべし!半世紀も前の話で恐縮(^_-)-☆ですが、振り返らせていただきますね。広島県の片田舎で、英語を早く学ぶ必要も感じられず、周りに英会話教室はなく、文法中心の英語塾があり中学から通いました。国際化という話もそんなに聞かず、ほぼ100%が地元の公立中学に進学し、同級生全員が中1で英語を学習し始めたよう記憶しています。中学3年間は、お陰で英語が好きになり、もっと学びたいな!という意欲があったことも懐かしく思い出します。
初めて出会った英語という教科が難しいと感じなかった理由は、やはり好きになれた!というこも大きかったと思うのですが、もう1つは、別の観点から、その頃の英語は簡単だった!という見方もあるなと最近、つくづく思うのです。なぜなら、現在は、日本の英語教育の改革が進み、小学5年から英語が教科として始まり4年目を迎えています。そして、3年生から英語活動ということで、なんらかの英語活動に小3から皆が関わっているのです。もしも、英語教育の改革が何もなされていなければ、英語教育は、文法中心、理解するためのもので、英語を運用する力は依然として育たなかったでしょう。30年前ごろから世界レベルで、日本の英語教育は立ち遅れが指摘されるようになり、また国際化の波がどっと押し寄せてきて、徐々に徐々に文法中心の英語から英語がコミュニケーションのツールとして考えられるようになってきました。
だから、中学1年生の英語の教科書は、小学5年で以前の中1レベルの英語学習をスタートするわけですから、中学1年の内容は、以前の中2レベルが前倒しになってと考えてもいいわけです。ですから会話文が増え、単語量も増え、内容も深まっているので、「えっ?これが中1英語の教科書なの?えっ!中2英語、むずかしい!中3英語、高校生のレベルじゃないの?」という印象を受けるわけです。
ここ数年の英語教育改革により、中学生の英語の教科書内容が難しくなっていることを我々指導者は理解し、現在小学6年生にこの半年間で準備期間を持ってもらえるよう、「中学英語準備コース」を設定することになりました。間もなく、小学6年生、全員に案内が配布され、1か月、在籍生は料金が別途かからない状態で、中学英語を体験してもらいたいなと思っています。