主体を育てる関わり方で子どもたちは失敗を恐れず、英語に自信を持つことができる!
子どもたちの主体がどのようにしたら伸びるかをこの数年、自教室の教師たちと意見交換をしています。
英語学習においても、子どもたちが自分で考え行動する主体があるかないかで、取り組み、態度、そして結果にも影響してくることは言うまでもありません。
子どもは自らの意思で学び、自ら英語でコミュニケーションする経験を積むことで、英語で外国人の先生と通じたという自信につながり、もっと英語表現を学びたいという内発的動機につながる事例を多く見てきました。
英語は随分、日本の日常生活にも浸透し、身近な言語になってきましたが、やはり外国語なので、自信が持てないという日本の子どもたちはまだまだ多いようです。そして、失敗を恐れ、会話においても一歩前に出ることが難しい人も多いのではないでしょうか!メイクウエイスタディセンターの先生たちは、失敗を許容する関係性を作り、子どもたちが試行錯誤を通じて自信と柔軟性を身に着ける環境を作っています。そして、もう一度、自分でチャレンジしてみるという姿勢がそだつといいなと思っています。
それから、英語は、「少しだけ」「短期間に」というわけにはいきません。幼少期、中高大学生、社会人になっても、身に付けていたい大切な言語です。だから英語学習は「やりたいからやる」という内発的な動機を幼少期から育てることが大切です。だけど、英語は中学で挫折した!英語は10年以上勉強したけど、何も身についていない!という話を大人になって話す人がいます。私は今の子どもたちに「英語はこれからもずっとそばにいるお友達だよ」と伝えています。
英語指導に携わる先生たちに伝えたいこと
1、子どもたちの「やりたい」「なりたい」などの目標ややる気を尊重し、必要な英語サポートを行う。
2、Youメッセージは使わず、I メッセージで生徒に事実と先生の気持ちを伝え、このように学習(宿題)して欲しいと具体的に伝える。
3、中性メッセージ(世間話:例えば、スポーツ、友達、旅行など)で、共感しながら対話すること。
4、結果だけでなく、プロセスを認める。
主体性は一朝一夕で育つものではありません。我々大人が、結果だけを求めたり、ほめすぎたり、叱ったりせず、子どもたちの目標ややる気を尊重し、サポートを続けていきたいものです。