忙しい時こそ、子どもたちの主体を考えて接してみる。
こんにちは。
師走に入るととても気忙しくなりますね。
そんな中でも、やはり子どもたちの主体を大切に接すること、忘れずにと思います。
さて、日々の気づきをお話しします。
小学生英会話クラスの授業が終わった生徒が私のデスクの傍を通っていつも帰ります。特に男子は「See you!」と言って、元気にダッシュで玄関まで行く場合が多いです。もう少し、話したいなって、私サイドが思って呼び止めてもあまり活発なコミュニケーションに発展しない場合が多かったのです。聞き方にも要注意で、「今日のレッスンはどうでしたか?」というよくある質問はあまりしないようにしています。幸いに答えてくれたとしても「楽しかった。」と笑顔もなく、言わされているような雰囲気で答えてくれていました。いわば、こちらの自己満足で呼び止めていたのかもしれませんね。
最近、この光景に変化が少し出てきて、良かったなと思うことがあります。レッスンの前後に、男子の方からよく私に話しかけてきます。そういう時は、いくら忙しくても、手を止めて思い存分、話を聞きたいなって思います。
「先生、この週末は今年最後の野球の試合で3塁打打ちましたよ!」
「先生、ぼく京都府のバスケチーム選抜に入りましたよ!」
まあ、まあ、スポーツやってる男子からのこのような報告が多いですが。きっと、私が常々、普段の頑張りを聞く機会が多いからだろうなと思います。その時は、
「がんばってるね。」と答えて、詳しく報告を受けることもあります。
スポーツをしている生徒だけでなく、生徒一人一人の好きなこと、熱中していること、家族の事、心配事などを知り、質問力をアップしていきたいなと思います。
また、別の角度から私に関わろうとしてくれる男子もいます。一見、ネガティブだったり、攻撃的だったりで「どうしようかな?」と対応に困ることもありますが、でも、何も話そうとしないより、きっと私に関わってきたいのだろうという内面がわかるので、
話をよく聞いたり、
うなずいたり、
反映的に「君は〇〇したいと思ってるんだね」と答えていると
その男子が笑顔で落ち着いた表情でレッスンに入っていくこともあるので、よし、気持ちを切り替えて英語がんばろう!という応援になっていればいいのかなと思う毎日です。
一方、個人差がありますが、女子は話題豊富な場合が多く、おしゃべりに終止符が付けられない場合もあり、「じゃあ、来週、続きを宜しく!」って、言いながら、幸せな気分を貰っています。
師走でお忙しい毎日。どうぞ、お体お気をつけてお過ごしください。